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「男糸 danshi」第11回 清川あさみ×猪子寿之|未公開ツーショット&インタビュー

2014年08月22日

アーティスト・清川あさみが各分野で注目の男性をモデルに、歴史上の人物を当てはめて刺繍を施す「男糸」シリーズ。第11回となるVOCE10月号(8月23日発売)は、今夏に『チームラボと香川 夏のデジタルアート祭り』や、東京都現代美術館『ミッション{宇宙×芸術}――コスモロジーを超えて』で3作品を展示するなど大活躍のチームラボ代表、猪子寿之さんとのコラボレーション!


VOCE「男糸 danshi」第11回 清川あさみ×猪子寿之


他のクリエイターや世の中のことはあまり知らなくていい

「茂木健一郎さんとMCをさせていただいている『茂木健一郎の発想の種 IMAGINE』(TOKYO DESIGNERS WEEK. tv)にゲストで来てもらったときに話がとっても面白くて、意欲的なのに合理的で、最近お会いした中で尊敬した人のひとりです。みんなも“猪子ちゃん”伝説を語りたがるし、要するに、同じ男性陣から嫉妬されやすい人で、“なんであんなにモテるんだ”“あいつは全部もってる”とか、しょっちゅうイジられてる(笑)。でも、一方で会社では何人、何個ものチームを束ねていたりもして、そういうカリスマ性も含め“織田信長”だなって思いました」

今回、清川さんが冒頭からそう熱を帯びて紹介してくれたのは、チームラボ代表の“猪子ちゃん”こと猪子寿之さん。そんな【カリスマ性】【合理的】をはじめ【優しい】【真面目】【先見性】【意欲的】など、清川さんがあらかじめ挙げたキーワードの中でも、今回の取材を通して特に感じられたのは、その【マイペース】さ。

たとえば、編集部が「歴史上の人物の中でも織田信長はかなり大物ですけど、実際に好きですか?」と尋ねても「信長は好きだけど、どういうところが好きかと言われると、どうだろうね」の一言で終了。

また、逆に猪子さんから見た清川さんの印象を聞いても「清川さんのことは初めぜんぜん知らなくて(笑)。っていうか、僕、興味があるテクノロジーとかの大きな流れ以外は、他のクリエイターのこととか世の中のこととか、あまり知らないんですよ。出来事とかに興味がないから家にはテレビもないし、ニュースも新聞もネットも一切見ない。ただ、『IMAGINE』で会った後に清川さんのパルコミュージアムでの展覧会(『男糸 danshi』展)に行ったんですけど、“オシャレだし、こりゃ人気出るぞ”みたいなことは思ったよね(笑)。はははは」と、机をバシバシと叩いて豪快に笑いながらコメント。

これには清川さんも「本当に猪子ちゃん、何も知らないのよ」と素直に相づち!


清川さんが猪子さんを「信用できる」と踏んだマイペースなエピソード 

なお、ほかにも【マイペース】というところで清川さんが語ってくれたエピソードがあって、今春開催されたミラノサローネに向かう飛行機の中でのこと。

「席が偶然お隣だったんだけど、普通クリエイターって難しそうな本を読んでたり、“新聞ください”とか、PCをカチカチやっていたりとかすると思うんだけど、猪子ちゃんは『週刊少年ジャンプ』を読んだ後、ずっと寝てた(笑)。しかも、料理をセレクトしたにもかかわらず、食べないで延々と寝ていて、フライトアテンダントさんが困っていました……。でも、その姿を見たときに逆に“この人は信用できるな”って思ったところもあって」

また、37歳にしてバツ“なし”独身の猪子さん。タイプの女性も「きっと“何してもいいよ”と言ってくれる子がいいんでしょ(笑)?」と真っ向から突っ込んだ清川さんに、いわゆるクリエイターにありがちなプライドをいっさい感じさせることなく「“何してもいいよ”な子、募集中です(笑)。はははは」とこれまた豪快に笑いながら切り返した後、「でも、法的な結婚はしたくない。事実婚で」としっかり持論を展開。

「だって、籍とか意味がわからない。二人の愛に第三者が介入するなんて失礼でしょ。子どももいてもいなくても、どっちでもいいと思ってる。あと、前に『TVタックル』に出たときに“人間よりロボットのほうが役に立つ”とか言って大ひんしゅくを買ったことがあったんだけど、掃除もロボットがしてくれる時代なんで(笑)。はははは」


“デジタルで作ったものは価値が低い”という日本独特の概念を変えたい


ちなみにインタビューの後半、最近はアート・バーゼル香港に作品を出展したり、NYのPace Galleryで展覧会『teamLab:Ultra Subjective Space』展覧会を開催、ほかにも台湾に建設中のビルのためにアートを制作するなど、海外にも活動の場を広げているチームラボの近況に話が及ぶと、熱を帯びた表情になり、いっそうストレートに思いを語ってくれた猪子さん。

「今までは“デジタルで作ったものは価値が低い”みたいな概念があったと思うけど、そこを“なんか違ってたわ”みたいなことにしたい。特に日本は基本的に20世紀が大好きでしょ。価値が不透明な新しいものは永遠に亜流扱いで、メインストリームのネクストにはなれない傾向がある。でも、たとえばシンガポールとか台湾とかほかのアジアの国は未来志向が強いから、新しい概念が支持されるわけです」

そんな発言に清川さんも「猪子ちゃんは革命児だから」と付け加えると、猪子さん本人は「というか、基本的にいつも無理矢理、土足で入っていく感じ(笑)」と改めて主張。

「さっきの、日本は20世紀的なものが好きという部分で言うと、去年、ある公式な仕事で海外に出かけていって要職の方々とお会いすることがあったんだけど、議事録を日本人はいまだにペンでノートにメモってて、よくてノートパソコンを出して打ち込んでる。でも、インドネシアとかに行くとタブレットでメモるのが当たり前で、それくらい、日本人って20世紀が好きなんです。

要するに“タブレットでメモるなんて失礼”みたいな。でも、考え方を変えれば、紙に鉛筆で書くなんてタブレットみたくすぐにメールで送って共有できないし、自分のためだけにやってるという意味ではセルフィッシュな行為でもあって、失礼に当たることもあると思う。つまり何が言いたいかというと、国によって何が失礼か失礼じゃないかの判断基準は変わってくるわけで、デジタルアートに関しても同じことですよ」

 

清川あさみ
アートディレクション、衣装、広告、美術作品の制作まで幅広く活躍するアーティスト。今年のミラノサローネでは作品を出展し、大きな話題を呼ぶ。新刊の『清川あさみ作品集 ひみつ』(パイインターナショナル)が好評発売中。


猪子寿之
●いのことしゆき。1977年、徳島県出身。東京大学工学部卒業後、ウルトラテクノロジスト集団チームラボを結成。今夏は『チームラボと香川 夏のデジタルアート祭り』や、NYのPace Galleryで『teamLab:Ultra Subjective Space』など国内外で展覧会を開催。海外でのプロジェクトも多数進行中。www.team-lab.net

VOCE2014年10号


VOCE10月号(8月23日発売)

「男子 danshi」vol.11

猪子寿之さん編。

完成した作品を、ぜひ本誌でチェックして!


>本誌目次・立ち読みはコチラから!


photograph:Kai Chenche/SEPT hair&make-up:Michou. text:Yuka Okada

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